【ザ マグリット】子供たちに学ぶこと。 |
2011.04.19:マグリットスタッフ
こんばんは。結婚式場ザ マグリットのばんぶももこです。
今日から、 被災地の子供たちに給食がスタートした・・・という ニュースを見ました。 給食室も使えず、食材の調達もできないということで、 今日のメニューは、 コッペパン1個、200mlの牛乳だけでした。 『パンと牛乳だけじゃ、少ないよね?』 と聞かれた、子供たちからは、 『うーん。。。でも、食べられない人たちもいるから、 ぜいたくは言ってられない。』 『ありがたい。』 『みんなで食べられるから、うれしい。』 その言葉を聞いて、涙が出ました。 まだ小学校中学年くらいの子供たちです。 食べ盛りで、きっと給食の時間を楽しみに、 お腹空かせているはずの子供たち。 お菓子もケーキも・・・食べたいかもしれません。 お母さんの愛情たっぷりの手料理やお弁当を もう二度と食べられない子供たちも きっとたくさんいるはずです。。。 自分がもし、このくらいの子供だったら、 もし、同じ境遇に遭っていたら、、 こんな言葉が出たのか・・・と思わずにはいられません。 こんな美しい心を持った子供たちを育てた、 お父さんやお母さん、先生たち、地域の大人たち・・・ 本当にすごいと思います。
わたしも、 小学校の時の出来事を思い出しました。 隣のクラスの八木先生は、 いつもお味噌を持参していました。 クラス全員のごはんをよそった後、 ごはんがどうしても余りますよね。 その余ったごはん、まず、 おかわりしたい子にまんべんなくよそってあげて、 それでもどうしても、余ってしまった場合・・・ なんと、お手製の味噌おにぎりを作ってくれて、 給食が終わって昼休みになると、 学年中にそのおにぎりを配ってくれました。 それが、2年間、毎日でした。 給食も1人前しっかり残さずに平らげているので、 もちろん、お腹がいっぱいなのですが、 お茶碗2膳分くらいありそうな、 大きな味噌おにぎりが美味しくって・・・ ついついぺロリと食べていました。 (今思えば・・・すごい食欲ですね。) 最初はみんな、いやいや食べているのですが・・・ よく噛んで食べると、お米がとっても甘くて、 一粒一粒の重みを感じながら、 食べていたような気がします。 その先生の口グセは、 『田植えから稲刈りまで・・・ 1年がかりで、 お百姓さんが汗水流して作っているお米。 一粒たりとも残さずに食べなさい。』 わたしが、 (ご存知の方も多いのですが・・・) どんなにお腹がいっぱいでも 絶対にごはんを残さないのは、 食いしん坊なのももちろんですが、 実は、そのルーツは、八木先生のおかげなんです。
これがない、あれがない。 と不満を言ったり、嘆くのではなく、 これもある、あれもある。。。。。 と、すべてを受け容れて、感謝しているんですよね。 被災地の子供たちが まっすぐに育ってきたこと、 澄んだ瞳を見れば、よくわかります。 素晴らしいことを学ばせてくれて、 ありがとうございます。 これからも、 お米一粒食べられる幸せ・・・ 誰かと一緒にごはんが食べられる幸せ・・・ 噛みしめながら、 その恵みに感謝していきます。 わたしたちが助けないといけないのに、 逆に励まされてしまっていますね。 こんな時、 大人よりも、子供の方が強いかもしれません。 この子供たちの明るい未来を 必ず、作ってあげたい・・・そう、心から思いました。
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