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【ザ・マグリット】引き菓子のはなし |
2010.10.14:マグリットスタッフ
こんばんは。 岡山市人気の結婚式場ザ・マグリット ウェディングプランナースズカです。
実は、スズカの実家はとある小さな町の和菓子屋なんです。
家族経営なもので、母が店頭に立ち
父が奥の工場でおまんじゅうを作っていました。
20数年前の朝、それは起こりました。
工場から今まで聞いたことのない叫び声にも似た
一番下の弟の泣き声が聞こえたのです。
私は、小学校に行くのにランドセルを背負ったまま
工場へ入っていくと手が血まみれになって
泣いている弟がいました。
朝が早いお店で、接客とまんじゅうつくりにいそがしい
母を追っかけて1,2歳だった弟は工場で興奮気味に動く
機会に触れてしまい、親指が骨まできれてしまったのです。
その事件が起きたとき、おまんじゅうを買いに来ていた
一人のお客さんが一部始終を目撃していました。
母も、そのときのことは気が動転して
どうやって救急車を呼んだのか覚えていないと。。
そのときのお客さんが今でもよくおまんじゅうを
買いに来てくださるそうです。
来店する度、「ここの坊ちゃんは大きくなったかね」 「指は動くようになったかね」「元気にしているかね」
「ええ、今年早いもので成人式を迎えまして」
「そりゃそうかね、早いものだね、よかったね、 もう働いてるの?」
「神戸の“アンリ・シャルパンティエ”にね、菓子職人に なるそうで。。」
「“アンリ・シャルパンティエ”にてねぇ、僕の結婚式の 引き菓子にはアンリのマドレーヌを使ったんだよ。 うちの女房がすきでね、もう30年も前のことだけど」 「奇遇だね、がんばんなさいよ、坊ちゃん」
引き菓子がつなげたプチドラマ。
ちなみに一番下の弟の親指はリハビリしたけど
完全に曲げられません。
鉛筆持つときもちょっとぎこちない。
でも、彼は菓子職人を選びました。
お菓子が作りたいからだそう。
メイク ザ ドラマ ビバ ウェディング
スズカ
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