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8月28日ニューヨーク到着の巻 |
2006.09.07:はばら(社長)
ニューヨークに到着したのは日本を出発した日と同じ日の午前10時30分(日本時間の午後11時30分)です。日本を出発したのが、午前11時なのに12時間空を飛んで着いたら、出発時間の30分前の午前10時30分に到着というのが不思議でしょ?(そろそろ寝るべき時間に活動開始になるのでこれほどきつい時差はありません) 現地は、あいにくの雨。気温は23℃です。暑がりで超汗かき(スーパースウェッターマン)の僕にとってはこの気温は最高です。入国審査を終え、税関を通って、全員タクシーに分乗しマンハッタンへ。今回、泊まるところは、タイムズスクエアーに2002年10月に出来た新しいホテル「ウェスティン・ニューヨーク・タイムズスクエアー」です。ここだと繁華街のど真ん中だし、周りにはミュージカルの劇場もたくさんあるし、お土産のお店も色々立ち並んでいて、五番街にも近いし観光で行く人にはお勧めのホテルです。ホテルの外観は様々な色のガラスで包まれた全面ガラス張りの個性的なデザイン。ホテルにチェックインしたのは午後1時近くになっていました。お部屋は、機能的かつシンプルモダンで洗練された空間です。どの部屋も眺めもいいし、とても快適です。 実は、今回、僕は添乗員役(頼りないのですが・・・)なので、気は焦るのでした・・・。このツアーは過去に20回以上はやっていますが、何回やっても慣れることはないのです。このツアーの目的は“買い付け”と“視察”です。ただ今回は“買い付け”に関しては二の次でやはりウェディングの商品開発のためのヒントを探しに来ているので、「いかに感動できるか!」のスポットにお連れする必要があるのです。このツアーの副題は「常識破壊ツアー」(←激しく変わった名前でしょ!?!?)ですので、一般的な旅行会社が案内するような観光スポットに行ってもあまり意味がありません。何といっても参加する方々(今回は7名)はみなさん私たちのザマグリット・ウェディングを熟知していらっしゃるウェディング業界のプロフェッショナルの方々ばかりです。「どうすれば、そして、どこに連れて行けば満足してもらえるのか?感動してもらえるか?」というプレッシャーはいつも付きまといます。「みんなに常に新しい情報を提供しなければならない」そんな思いから僕なりにいつも緊張してツアーをやっています。しかし、年に3〜4回ニューヨークに行っても、ニューヨークの変化は余りにも早過ぎるのでなかなか自分でも100%納得のいくツアーが組めないんです。 取り合えず・・・・・チェックインしました。 チェックイン後、約1時間の休憩を取り、五番街と57丁目の角にあるかの有名なティファニー本店(http://www.tiffany.com/Locations/Store.aspx?StoreId=682&CountryId=-1&RegionId=1&)に移動。そこで約20分の見学。ティファニーと言っても5階建てになっていて、品数は日本と比べ何倍も多く、特に印象的だったのは、ウェディングの招待状です。色付きのものは少なくどちらかというと白っぽいものでシンプルなデザインのものが多いのですが、それが返っておしゃれに見えて本当に素敵です。 その後、同じく57丁目にあるニューヨークで最も高級デパートと言われる「バードルフ・グッドマン(http://www.bergdorfgoodman.com)」の最上階にあるレストラン「BG」でランチをとります。このデパートはケネディー大統領の元奥様であるジャクリーンさんが行き付けだったと言われるデパート。ここに一日いれば誰かしら有名人に会えるといわれるところです。レストランの内装は薄い緑色と白で一見ヨーロッパ調なのですが、どことなくアジアを感じさせるインテリア。窓にはすだれっぽいものがあります。ユニークな半球体の椅子は、まるでマリー・アントワネットが座っていそうな感じで、彼女がアフタヌーンティーでもしているような空気が店内に流れています。まさにセレブなお店。ここの料理はすべてが絶品。ランチにしては料金設定はチョットだけ高めだけど、味は保証できます。僕はアジアン・チキン・サラダを食べましたが、日本人の僕にとっては、馴染みのある味でとてもおいしい。アフタヌーンのセットも頼みましたが、何といっても蜂蜜で作ったバラのジャム???が高貴な香りがしてたまらなくうまい!周りをいる人をみてもそれっぽい人がたくさんいて、まるで昔の映画の中にいるような気分になります。 そこから南に4ブロック下がったところ、53丁目と五番街の角にある僕が世界で一番好きな教会セント・トーマス教会(http://www.nyc-architecture.com/MID/MID045.htm)に行きました。僕はこの教会には100回以上行っています。約2,000名収容可能な教会でそこにいるだけで思わず涙が出てしまうような温かさがあり圧巻です。この教会が魅力的なのは他にも色々と理由があるのですが・・・何といってもこの教会にはすごい合唱団があります。それは「セント・トーマス・ボーイズ&メンズコーラス」という合唱団です。この男性と少年の混合合唱団は本当にすごいです。映画「ワーキング・ガール」の挿入歌にもなっている「レッツ・リバー・ラン」のコーラスは彼らが歌っているものです。これは特にすごいと思うのです。僕がニューヨークに住んでいた頃に何度かこの合唱団のコーラスを見に行ったのですが、ある年のクリスマスの日に聞きに行った時、余りに心地いいので気が付いたらぐっすり寝てしまっていました。僕はどうやら例のごとくイビキをかいてしまったらしく、近くにいたおじさんに「シッ!」と言われて怒られたのを思い出します。(あ〜恥ずかしい・・・そして、情けない・・・) そこからさらに4ブロックほど下がったところに同じぐらいの規模の「セントパトリック教会」という大きな教会があります。そこにも立ち寄ったのですが、やっぱりセント・トーマスにはかなわない。一緒にいたみんなも同じ意見だったようです。この教会はどんなガイドブックにも載っている超メジャーな教会なんですが、僕はやっぱり、セント・トーマス教会の方が断然お勧めです! そして、待ちに待った夕食の時間。今日は少し早い夕食で午後5時半からです。この日は新しくミッドタウンにオープンした「MEGU」の2号店(http://www.megunyc.com/megu_midtown.html)に行きました。このお店はニューヨーク・ヤンキーズの松井選手が住んでいるトランプタワーの1階にあります。1号店も同じですが、「MEGU」はお値段もかなり高め(ひとり150ドルぐらい)なのに、お料理が今一つなのです。「奇をてらった盛り付けの変わった和食」というのが第一印象です。お料理そのものより、お皿というかオブジェのような食器など見た目を重要視しているようです。内装は独特でインパクトがあり、ニューヨークらしさを感じます。 夕食を午後9時に切り上げ、今日最後の目的地、118丁目の「ミントンズ・プレー・ハウス」に行きました。このお店はハーレムにあり、何十年も閉店していた歴史的に有名なジャズクラブ。ごく最近再開したということでここに行くことにしていました。このアレンジをしてくれたのは、僕がニューヨークにいた頃からとても親しくしていただいている20年来の友人、トミー富田さんです。トミーさんはその昔、六本木のジャズライブハウス「バランタイン」のオーナーでしたが、20年ほど前に渡米しニューヨークのソーホーに自宅を構えられ、その後ハーレムに移住されすでに15年以上ハーレムでさまざまな分野で活躍されています。昨年、NHKのBSで放送された番組「遠くにきたりて日本人」で1時間にわたり特集されたばかりです。ハーレム・ゴスペル・ツアーを始め、多くの日本人をハーレムに連れて行った人としてハーレムの商工会議所より表彰を受けた名誉ある方です。本当に日本人としても自慢できる素敵な方です。実はこの人のおかげでザマグリットはハーレムのシンガーやミュージシャンを延べ50人以上定期的にウェディングで出演させることができた訳です。これには、並々ならぬ苦労があり、恐らく全国でも例のないことだと思います。不思議なのですが、「Magritte」とか「Okayama」という言葉がハーレムのミュージシャンの間で有名になったようです。本当に光栄なことです。トミーさんがいらっしゃらなければ、ハーレムのミュージシャンたちがザマグリットに来ることは絶対なかったと思います。本当に感謝しています。そのミュージシャンの中でも特に私たちが親しくしている人にミンツィー・ベリーさんという方がいます。この方はフロリダに1年の半分は住んでいるのですが、私たちがニューヨークに行くということでわざわざ日程を合わせ、この「ミントン・プレー・ハウス」で歌を歌ってくれました。本当にありがたい話でした。気が付くと時計の針は12時を越えていました。時差ぼけが頂点に達しながら、ニューヨークの初日を終えることにしました。 |